入試の勢いそのまま! 初芝立命館中学校 学校説明会 その1
年間、何件かの、私立中高の説明会に参加させていただきますが、その内容は様々です。 せっかくの機会を、保護者説明会の内容そのまま?と思われる説明会が一定数ある一方で、「塾対象」ということをしっかり受け止めて、内容を組み立てておられる説明会もあります。 昨日、開催された初芝立命館の説明会は、明らかに後者。
今春の中学入試の勢いそのままに、先生方のお話も、公開していただいた資料も、参考になるものばかりでした。
初芝立命館中学校は、近3年間で、志望者を大きく増やしています。
年度 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
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志望者 | 257 | 386 | 416 | 544 |
前年比 | +1 | +129 | +30 | +128 |
増加割合 | 100.4% | 150.2% | 107.8% | 130.8% |
これは、系列他校の状況など、外部の要因もあると思いますが、何よりも学校自身の改革によるところが大きいでしょう。
そのうちの一つが、立命館コースの存在。今年も在籍者のほとんどが、立命館大学へ、しかも、第一希望の学部へ進学されているとのこと。学校側は「実質、希望者全員進学」を達成していると謳っておられます。
こういった、「大学附属」的な、安定感のある進学実績が大きな魅力となっています。実際、中学受験での初芝立命館との併願校には、同志社香里・関大一中・関大北陽・近大附属などが、上位に名を連ねています。「附属」系の学校を考えている方が選ぶ学校になってきているわけです。
さらに今春の併願校のデータには、明星・帝塚山学院泉ヶ丘・開明なども名を連ね、受験者全体のレベルが上ってきていることもうかがえました。